以前のように「あんなにすごいことをしている人がいるのに私は何をやってんだ」と他社と比較する考えは少なくなった。不健康なので、しないように気をつけている。
久々に心が揺れて、涙を堪えた。
公共の場で涙を流せるほど若くも柔らかくも可愛くもない。それに気づいた分また硬くサラサラと乾いていく。
ただ今回はそんなことも考える間もなく素直に感動に浸れた。
羨ましいと素直に思った。自由で、いいなぁ。そう思った。明らかにパワフルだった。
「なんだかよくわかんないけど、こういう絵一枚くらいお家に飾りたいよねぇ」という親子もいた。
夢中な人っていいよなぁ。内から漲っていて、カラッとしていて、そのカケラを自分のものにしたくなる。だから絵って売れるのかな。
画面で見るのと実物を見るのでは圧倒的にパワーが違っていた。絵の具の分厚さや波、手や指の後、紙のシワ、本当は後ろ側にある色。
色の組み合わせなんて関係ない。誰に受けるかなんて関係なくて、やりたいようにやっているんだろな。
この人たちには、何かをつくる人たちには、そうでいあってほしいなと思う。
すごいことは天才たちに任せて、私も楽しいことをどんどんやっていこう、
なんて勇気をもらった。ライブペイント、観たかったなぁ。
生きている展示、とても好き。
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