やってしまった。無職になる日がまた近い。
やめよっかな、頑張ろっかな、なんて思っている間に時は来てしまった。
私のモヤ顔バレたのだろう、出勤早々「あのさぁ、話があるんだけど」店長。あぁきた、どうしよう、嘘も誤魔化しもできないのに…
「辞めたいと思っているよね?」「ハイ」ア、言ってしまった!来る途中、ずっとどう頑張ろうか考えていたのに!もう少し頑張ってみたほうがいいんじゃない?って自分と話し合っていたのに。
仕事がしんどいわけではない。世の中の仕事やめたい人の大半がそうであるかもしれないが、業務内容なんて殆ど、やる前から覚悟していることであるとおもうのだ。何が辛いかって仕事”そのもの“でなくて、人間関係とか寝る時間が少ないとか、予想外の発生に対応できない自分ごとしんどいのだ(偉そうに言ったが言い訳である、〜である調もポイントなのである)さも何か知っている人みたいに言うのもけったいな話。仕事内容ってもしかしてその辺も含まれるのかしら。
やめたくなる理由って端的に言うと皆「思ってたんとチガウ」ってことじゃないですか?なんか本当、お仕事選ぶのって難しい。
私の「思ってたんとチガ」かったことは、「コンセプトと離れている」とずばり「人間関係」です!あぁありきたりですよ。
どちらも私の読みが甘かった、のかな、と(変な顔しながら)思います。
ゆっくり落ち着いて過ごせる場所になってほしいから、テキパキはするけど急か急かガチャガチャしたくない(性格的にできない急ぐとミスする)小さなお店だしファストフードではなくゆったり休めるお店なのだから、それを受け入れてくれるゆったりしたいお客さんにだけ来てもらうべきだ、と思っていた。もともとそんな場所をいつか自分でつくりたいと思っていたので、お店の求人を見て、実際に足を運んだ時にとても嬉しかった。働けるとなった時には、どんなふうにお店を大きくできるか考えたり、他のお店から情報収集をしたり、恐れ多く提案もした。とてもやる気に溢れていた。
でも現実として、お店は利益を出さなければならないから回転率を考えなければならないし、私からすれば腑に落ちない案内もしなければいけない。経営しているのは私じゃない。
こうしたらいい、ああすればいい、と思うことや口に出すことは簡単で、行動に起こすのはきっと難しいのだろう。そもそも経営する人たちからしたらコンセプトとずれる行動なのかもしれない。
なんやかんや思ってみても、私のお店ではないので決定権もない。
だからいつか、やっぱり自分で「そんな場所」をつくりたい。一度消えかけた夢だけど、また出てきたってことはやってみたいってことなんだね、もしかすると人生は長いかもしれない。後悔しないように学び続ければいいと思う。
以上はコンセプトと離れていると感じた話をツラツラと性懲りも無く。
一応大人の顔してもっともらしい言い訳垂れてますが要は、私がやりたいようにできなかった!!!というお子ちゃま精神。南無阿弥陀仏。
つらつらと愚痴を続けて見苦しいが。今日はまだ続く。
これは難しいよネ「人間関係」。先刻申しましたようにお店が小さいもので、その日一緒に顔合わせて働くのは二人。どっちか避けないとぶつかっちゃう厨房。お客さんの波が落ち着いた静かな時間に、お話好きな人や仲良くなりたい人はよく話してくれる。
私はデリカシーのない人間が苦手だ。上下つけたり白黒つけたりつけさせたりするのも苦手。その辺の冗談は全然笑えないのだ。面白くない。そしてそんな話が続いてしまうとだんだんとその人が嫌になってきてしまう。あぁ、仕事の話だけしていたいなぁ。あのお客さんとあのお客さんだったらどっちと付き合える?とか、本当に無用な会話だと思ってしまう。誰が楽しいのか。謎の上から目線だし、架空だし、なんだかもうよくわからない。適当に流す術、私はうまく身に付けられていない。それ答えなきゃダメですか〜と言うのが限界(そして答えなきゃダメだよ!と言われ何もかも面倒になる、没)。そういうの、うまくできなかった。作業中にもそんな話で、気が滅入っちゃいました⭐︎
嫌です!って、どうして言えないんだろう。その話つまらないですって、どうして言えないんだろう。言って、気分損ねられて、店内の空気がドヨヨンピリリとなるのが嫌だった。なぜかというとその空気に呑まれて私が酔ってミスをすることになるからです。
ここまでわかって、ここまでしかわからなくて、私はこの先どう進んでいけばいいだろう。
クヨクヨです、なんとかする。畏畏。
そんなこと、ずっと考えてて、うまく対応できるように頑張ってみよう!適当に流す術を身につけよう!なんて拳握って出勤したら、話は冒頭に戻る。
店長、ショックを受けてしまったようで申し訳ないけれど。私が繁忙時にいてもお店の回転率は上げられないし、嫌な気持ちスタンプカードがあったら、もう2枚目なのです。できればスタンプ貯めずにいきたいのです(先日Twitterで見かけ、なるほど的確と思いました)
そしてまさかまさか、彼に転勤のはなしがぼんやりと浮上。どきどきなのです。畏畏
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