朝7時過ぎ起床。
毎日カーテンが7時に開くようになっていて、明るくなって目が覚める日もあれば、そのまま30分くらい寝ている日もある。最近は後者で、彼の目覚ましで起きることが多い。
今日はお休み。ひとりでお休みの日はできればずっと家にいたい。8月は暑いし。
起きたらコーヒーを淹れる用意をする。挽いてあるものを買っているけど、挽くやつあるし、日毎挽くのも楽しいかな？と話す。珈琲は誰かに入れてもらうのがいちばん美味しいと思うが、私が入れた珈琲は彼にとって美味しいものになっているだろうか。いつも現実が違う。
今週の朝ご飯は、ずうっと引出物のバウムクーヘン
「どのくらい食べる？」「30度くらい」…30度。目寸法でスッと30度測れるような頭ではないのと、まさか数字で目安を教えてくれると思わなかった。その数秒の間で、阿呆がまた露呈（バレたってなんだって今更構わないのだけど）。じゃあ私はどう答えて欲しかったのか、何を想定していたのか、こういうとこ見落とすときっと。と心の襟を正した。
家に果物があるだけで、精神衛生、かなり良くなる
テーブルの上には彼が持って帰ってきてくれた桃が２つ。触らなくっても甘くてふんわりした香りが漂う。目に見える心の幸せ。お金で買えて心が満たされる命のエネルギー。お金を払って幸せになれるモノとは、命を感じるかどうかだと思っている。それ以外は全部嘘、まやかし。
ピルのせいなのか食欲に歯止めが効かないので、彼と朝ごはんを軽く済ませ見送った後に、もう一回ご飯を食べている。買い物へ行くのも億劫なので、冷蔵庫の中のものでなんとかやりきる。具なし焼きそばに紅生姜とおかかをかけて食べた。具なし焼きそばを食べているなんて、ちょっと恥ずかしくて人に言えないかもしれない…。買い物に出かけろと呆れられそう。
ひとりのとき、聞く音
以前は大丈夫だったのだけど、一人でいる時間、なにかしらの音や声を聞いていたいようになった。寂しくなったのかもしれない。どんなものを聞くのかはだいたい決まっていて、こうして何か書くときは好きな音楽。ご飯の用意や洗濯などの家事をする時はラジオ。ご飯を食べる時はお笑いの人が自由に話すような動画を流す。歩く時と本を読む時、買い物をする時は何も聞かない。
歩く時は脳内が独り言で溢れるし、外の音をきくのが楽しいし、あんしんする。
本を読むときはこれも頭の中がいっぱいになるから何も聞かなくて大丈夫。
買い物をする時は全集中状態で手短に済ませる必要があるので（疲れるから）何も聞かない。
具なし焼きそばで腹ごしらえした後、読み残している本を読み、しばらくしたらまた腹が減り、次はパン粉でフレンチトーストを作って食べた。
パン粉のフレンチトースト
私はメープルシロップよりはちみつが好き。焼き目をカリカリにつけたらとても美味しかった。美味しいところは最初と最後に食べる。あとさぁ、最近よく聞く「生」ってなぁに？生ドーナツ、生フレンチトースト、生食パン、、
また読み残した本を読む、面白いエッセイを読んだ後だったので次の本が退屈に感じてしまって、途中で映画を観ることにする、と言ってもNetflixだけど。トゥルーマンショー。ずっと観てみたかった。
トゥルーマンショー
主人公の気持ちって計り知れないけれど、「ハイ！あなたが生まれてから今日までぜーんぶ作り物でした〜！」って言われたらどう思うんだろう。親も嘘、友人も嘘、本当になったこともあるだろうけど。きっとあの世界より本当の現実の方がずっと冷たい。でも知ってしまったらもう、今までの世界でまともには生きられない。それよりはあたらしい世界の方がマシなのかもしれない。
食っちゃ、寝
映画を観た後はまた本を読んで、昼寝。なぜかここのところ眠気が強くて大きい。結局4時間も寝てしまった。起きている間は腹が減り眠くなる。ぐうたらの見本である。
夜ご飯は、冷蔵庫で冷たくパサパサになったご飯をとタマネギ（米のとぎ汁につけてあるやつ）とコーン缶と炒めて、半分はカレー味にして明日の分とし、もう半分はケチャップ味にして食べた。
その後も結局小腹が空いて、残っていたハムをチーズとシソとくるくる巻いたものを食べた。お酒なんて飲んでいないのにこのお腹の空きよう。あぁ、ラーメンが食べたいよう。
眠気と戦いながら本を読んでいると、鍵と口笛で彼が帰ってくるとわかる。
彼が帰ってくると、なんだか嬉しい。
数日前にまだかたいローファーを履いて靴擦れをし、その水脹れが破れてしまったので、もうくっつかない余った皮をハサミで切って、お風呂上がりにキズパワーパッドを貼った。
靴擦れするたび。拷問ってこういうことだよな、と肝冷える。
バウムクーヘン、私はどうしても、剥いて食べてしまいます。しっとりが好き。
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